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伊那佐山

境内から東の方向を見やりますと、まるで鳥居が額縁になったかのような美しい山の稜線を見ることができます。
これが伊那佐山(いなさやま)です。

この山は、古事記・日本書紀にも登場する由緒ある山なのです。
山の頂上には式内社・都賀那木神社(つがなきじんじゃ)が鎮座しておられ、その社殿の横に歌碑が建っています。歌碑には次の通り記されています。

「盾並めて 伊那瑳の山の 木の間ゆも い行き瞻らひ 戦へば 我はや飢ぬ 島つ鳥 鵜飼が徒 今助けに来ね」

(たたなめて いなさのやまの このまゆも いゆきまもらひ たたかへば われはやえぬ しまつとり うかひがとも いますけにこね)

古事記に由来するこのうたは神武天皇が東遷の際、この地に至って鵜飼をしていた人に食べ物を持って来て欲しい要望する内容ですが「戦闘に強力せよ」という意味にも採ることが出来そうです。

八咫烏神社から見える伊那佐山

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